日本ではあまり見かけないけど、バンクーバーにいるとよく見かける電動スクーター。電動キックボードともいう。
英語ではE-Scooter（イースクーター）といいます。
FacebookやKarrotで中古で出ていないかなーと日々チェックしていましたが、変なものを掴むのが怖く結局Amazonで安いものを購入することにしました。
私が購入したものはこちら。
400ドル前後で、出ているものの中では安い価格帯のもの。(たまにセールしていて300ドル代で買えたりします)
これが大正解！
バンクーバーにきて一番良い買い物をしたかもしれない。
購入したきっかけは自転車が盗まれたからなんですが、バンクーバーは坂道が多く自宅（イーストバン）からダウンタウンまで行くのがなかなかしんどいのです。坂道は自転車から降りて歩いて自転車を押しながらのぼることも多々ありました。
ちなみに充電は普通の家庭にあるコンセントに付属の充電コードで繋ぐだけなので特別なものは必要ありません。
電動スクーターだと坂道でも楽々なので、運動目的じゃなく移動手段として購入するなら自転車より電動スクーターが良いと思います。ただ下る時はめちゃくちゃ怖いのでスピード出さないように！
５万円ぐらいなので気軽には買えないかもしれませんが、迷っている人にはおすすめしたい。
ただ色々と注意点はありますので、下記のメリットとデメリットをふまえて享受できる方はぜひ購入を検討ください！
購入してよかった点
楽しい
シンプルですが、楽しい！！
晴れた暑い日にすいすいスクーターに乗るのはめちゃくちゃ気持ちがいいです。
移動手段としてだけでなく普通に気分転換に外で運転するのがとても楽しいです！
バスのマンスリーパスを買わなくてよいので節約になる
自宅から学校、もしくは職場が離れている留学生やワーキングホリデーの方はだいたいマンスリーパスを毎月購入されているかと思います。距離や場所にもよりますが、スクーターを移動手段にしてしまえばバスのマンスリーパスを買わなくていいので、月に100ドル以上節約することができます。
といってもゾーンが離れていたり、あまりにも危険な道だったらおすすめはできませんが、もし５キロ未満で自転車レーンがあるような通学路・通勤路でしたら、毎日の移動手段をバスではなくスクーターにするのはおすすめです。といっても雨の日もあったりするので、バスに完全に乗らないことはないと思いますが、バスに乗る回数を減らせば数十ドルは浮かすことができます。
雨季や冬の間はスクーターを使わないとしても、４〜10月の間ぐらいはスクーターを使えるので、約７回分のマンスリーパス代が浮くので、新しいものをamazonで買っても元がとれます！
バスで30分かかる場所まで15分でいける
これは立地によるのですが、私の場合距離的には数キロなのにバスの乗り換えをしないといけないため毎回30分ほど職場までかかっていましたが、スクーターだと半分の15分で到着したので、お金だけではなく時間の節約にもなりました。
バス停で待つ時間、遅延やバスが予定より早く行ってしまうストレスからも解放されました。バスの時間を確認しなくても好きな時間に家を出れるので、小回りがきいて、特に買い物やジムに行く時は大助かりでした！
坂道すいすい登れる
スクーターを買う前は自転車移動だったのですが、バンクーバーは坂道が多い！
私の通勤路には自転車にのったままではのぼれないような急な道もありましたが、スクーターだとすいすいいけるので、本当に買ってよかったと思いました。ただ降る時はすごくスピードがでて危ないのでブレーキを調整してゆっくりゆっくり降らないととても危険なので注意です。
気に入らなかった時、帰国時には高確率で売れる
カナダではCraigslist、Facebook marketなど中古品の取引が盛んなので、スクーターでしたらすぐに売れます。英語に自信がない方はJP Canadaの売ります・買いますで日本人の方とやりとりしてもいいかと思います。定価で買って、半額ぐらいで出すと速攻売れるかと思います。タイミングによっては定価近くの金額でも売れると思うので、買わなきゃよかった〜と後悔する確率は低いかと思います。
注意点
雨の日、冬の日は使えない
雨、雪の日は危険なので使用は控えましょう。もしくは雨が降っていなくても地面が濡れている日。なので１１月以降は物置行きになるかも・・・晴れてても寒すぎて冬はあまり使う機会がないかも。ちょっとならいいか〜と思って小雨の日に使用してみましたが足元が泥が跳ねてとんでも無く足元が汚いことになったのと、滑りやすいので事故が起きやすいし、あと充電する場所に水が入って故障する可能性もあるので控えた方が無難です。
もしかしたら、１０００ドル以上するようなしっかりしたものだと防水機能がしっかりとついているのかもしれませんが…。それでも夏の間はめちゃくちゃ使えるので、晴れた日限定だとしても元はとれる感じがします。
寒くなると手袋が必須になりますので準備しましょう。夏でも風が冷たかったりするので、手袋はおすすめします。
事故が多い
慣れるまでスピードを出すのが怖くておそるおそる運転していました。急ブレーキをすると後ろのタイヤが浮くので少し怖い。自分がいくら気をつけていても超高速で移動している他のバイクにのっている人にぶつかりそうになったりするので、飛び出してくる車や人にはとにかく注意しましょう。
ダウンタウンは交通が結構入り組んでいるので、ウーバーの配達員はよく見ますが、ダウンタウンでびゅんびゅんのりこなすのはおすすめできません。歩道は走れないので、基本的には車道の端を走らないといけないので自転車用道路がある道がない場所だとメインの交通手段にするのは危ないかも。
ヘルメットの装着は義務なので、ヘルメットも同時に購入しましょう。
私はスノーボードのヘルメットがあったので、自転車用ではないものを着用していますw
Amazonで30ドル程度で買えます。警察に見つかった場合は罰金20ドル程度とられるらしいので注意しましょう。
盗難が多い
私は自転車を家の外に停めていて盗まれたのですが、スクーターは本当に盗難が多いです。自転車よりスクーターの方が盗まれる可能性が高いかもしれません。
私の友人も１時間ジムに行っている間に盗まれていました。頑丈な鍵をつけていたにもかかわらず、鍵ごとなくなっていたそう。
私は基本的にはスーパーやドラッグストアなどは室内に持ち込んでスクーターを押しながら買い物します。目が届きそうなら室内に駐車します。どうしても外で止めないといけないときは２重で鍵をして、さらに動かすとブザーがなる盗難防止ブザーもつけています。これで今のところ１年間盗難されずにすんでいますが、外にとめておくのはリスクがあるので、通勤で使うのだとしたら職場の事務所にスクーターを置ける場所があるかどうか事前に確認しておくのが良いかと思います。
私が使っている鍵はこちら。頑丈なので盗むのも一瞬で…というわけにはいかないはず！
Sportneer Bike U Lock with Cable Heavy Duty Bicycle U-Lock 16mm Shackle and 12mm x1.5m Steel Cable with Mounting Bracket Anti-Theft Bike Lock High Security for Mountain, Road, Folding & Electric Bike
こちらも一見すると頑丈なのですが友人はこの鍵で盗難にあっていたので、↑のコの字タイプが一番頑丈なのではないかと思います。ただのワイヤーみたいな鍵はすぐに切られてしまうのであってないようなもの・・・
Chain Bicycle Lock, Bike Lock Heavy Duty Anti-Theft Cut Resistance Bicycle Chain Lock with 2 Keys for Bike Scooter Outdoor Use(2.9 Ft)-Black
そして防犯ブザー。今のところ実際に鳴ったことはないですが、設置すると触られると大きな音が出ます。ハッタリですがそれでも安心。
（ただ誤作動した時が怖い！）
長距離には不向き
私の場合使用していたのが２〜３キロだったのでちょうどよかったのですが、10キロ以上の長距離を毎日移動するのは危険も伴いますしあまりオススメできません。
保管場所の確保が必要
自宅の外に駐車しておくとほぼ間違いなく盗まれるので、家の中に持ち込んで部屋の中で保管しましょう。
以上、私の考えるスクーターのメリットデメリットです。個人的には本当に買ってよかったと思っています。
買ってみて、もし気に入らなければ売ってしまえば高確率で買い取ってもらえるので、個人的にはワーホリの方でも購入をオススメします。使いやすい立地とそうでない立地もあるかと思いますので、自宅の周りの交通事情と相談してみてください。
お金も時間も節約できるし、何より楽しいですよ！
ご安全に！
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