留学やワーホリしてしばらくたったら日本食が恋しくなる時がありますよね。
寿司やラーメンなんかは海外にもレストランがたくさんありますし、
納豆や味噌汁は、だいたいの地域で手に入れることができるのでいつでも食べることができますが、
海外で味わうのが難しい日本食もいくつか存在します。
そのうちの一つが、卵かけごはんではないでしょうか。
海外の生卵は危険、生卵を食べるのは日本人だけ、という話は有名ですよね。
そんな中で、海外生活卵かけを味わうにはどうすればいいのでしょうか?
日本と海外の卵の違い
日本は卵の生産や管理において、
生で食べることを前提として消毒・殺菌されており
衛生面に十分配慮されています。
海外では卵の殻にサルモネラ菌が付着している場合があり、
食中毒になってしまう可能性があります。
稀ですが、最悪の場合死に至るケースもあるそうです。
ですが、どうしても卵かけごはんが食べたくなる瞬間が私は頻繁にきます。
そんな時どうするか?私の場合、
①温泉卵にする
②リスクを背負いそのまま生卵を食べる
この2択です。
私はいつも卵を買ったらだいたい4〜5個温泉卵をまとめて作ります。
ご飯以外にも温泉卵の汎用性は高いので、何にかけても美味しいです。
そして温泉卵が切れていてどうしても食べたいな、というときはもう諦めて生卵を食べていますが、
今のところはお腹を壊したところはないです。
ただし、何度も言いますが自己責任でお願いします。
少しでも食中毒のリスクを下げるためにできること
1.オーガニックの卵は使わない。
スーパーで売っている通常の卵は、
カナダでも一応、日本レベルではないですが消毒はされているようです。
といっても、生食は前提とされていません。
オーガニックのものは逆に全く消毒されておらず、
糞や毛がついている場合がありサルモネラ菌がついている可能性が格段に上がります。
卵かけご飯を食べたい方はオーガニックの卵は避けましょう。
2.スーパーで買ってすぐの卵を使う。
カナダの卵は、日本のものと比べてかなり賞味期限が長いです。
できる限り新鮮なものを使うことでサルモネラ菌の繁殖する確率を下げることができる…
と、私は信じています。
賞味期限ギリギリのものは生では食べないようにしましょう。
TKGするなら、スーパーで買いたてのものを!
3.温泉卵にする。
サルモネラ菌は、
全卵、卵黄中で60度、3.5分で不活化します。
卵白中で55度、3.5分で不活化します。
なので、この温度と秒数に倣い60度以上の熱で3.5分以上温めて温泉卵にすることで、
かなり食中毒のリスクをへらすことができます。
ただ完全なゼロにはどうしてもできませんので、自己責任で!
温泉卵は、完全なる卵かけご飯ではないのですが、
温泉卵かけご飯も、通常の卵かけご飯と引けをとらないぐらい美味しいです!
★★★温泉卵の作り方★★★
①厚手の鍋に1リットルお湯を沸騰させて、
沸騰したら火から鍋をおろし、200ミリリットルの水を追加。
②卵を投入し、鍋に蓋をし12分〜13分程待つだけ!
③あとは普通にパカッと殻を割ると温泉卵になってます。
卵を食べてから食中毒の症状が出るまでの時間
サルモネラ菌感染の症状(腹痛、下痢、嘔吐)が出るまで、
食後2〜48時間、平均12時間といわれていますので、
TKGを食べてから48時間経ったら、もう安心して大丈夫です。
まとめ
カナダで卵かけご飯を食べるのはリスクが高いですが温泉卵にしてしまえばほぼ大丈夫でしょう。
海外生活をするまで自宅で温泉卵を作ったことはなかったですが、12分お湯につけておくだけなので簡単ですしまとめて温泉卵にしておけばいつでもさっと食べることができます。
生卵も、基本は大丈夫だとは思いますが、日本と比べてしまうとやはり危険なのでおすすめはできないです。
自己責任でカナダでの卵かけご飯ライフをエンジョイしましょう!
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